院長のブログ    
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12 Feb 2010   08:50:52 am
回復
 
少しずつですが、ルーが元気になってきました。
食欲も以前と同じくらいに戻ってきたようです。
元々旺盛な食欲の持ち主でしたが、と同時に大食いでもありました。
一度に食べる量がすごいのです。
もう一匹のイグアナ(チビ)も、トータルすると同じくらい食べてはいるのですが
名前の通り、チビチビと一日に何度も分けて食べています。
ルーは食べさせてもらっているせいか、パクパク大口をあけて
一度に小さなボール一杯くらいは軽く食べてしまいます。

今はまだ本調子ではないので、胃腸にあまり負担をかけないように
少しずつ分けて食べさせています。
それでも、好物の果物やパンが口に入ると
もっと食べたい!と催促します。

世の中には便利な物がありまして、
爬虫類専門店で見つけた「エサやり」グッズ
竹製の巨大なピンセットとでも言いましょうか
給餌の際に、生体の口を傷つけないように木製になっているのです。

それを使って口に運んでいるのですが
食べること食べること。
写真は大好きなミカンを食べて
もっと欲しいと身を乗り出しているルー、
手前に少し写っているのが竹製ピンセットです。

食事のあと、お天気なら少し部屋の中に放して歩かせています。
プラスチックケースに入ったカメたちを不思議そうに眺めて、
探検に余念のないルーです。

 
カテゴリー : カメ&イグアナ |
06 Feb 2010   09:46:00 am
ルーその後
先日の雪、北側がまだ融けていないで凍ったままです。
週末のお天気で融けてくれるといいのですが。

おかげさまでルーは少しずつ回復しています。
さすがに、みるみると、という具合にはいかないのですが
顔の表情に生気が出てきました。

今まで息子の部屋でずっと暮らしていたのですが
高温度、高湿度の部屋に置いたほうがいい、ということで
通称「カメ部屋」に移しました。

ここは文字通りカメたちが暮らしている部屋です。
昨年院長室を改装して作りました。
寒さに弱いカメたちのため、一日中暖かく
湿度も高めです。

ケージに入りなれていないルーは最初嫌がりましたが
最近はだいぶん慣れてきたようです。

想像するに、こういうケージは入院していたときを思い出すのではないかと・・・・
人間が思っているより数倍頭のいい動物ですから、イグアナは。

本来樹上生活のイグアナなので
「縦寝」がいいのでしょうが、飼育下においては
どうしても「横寝」が多くなってしまいます。


リラックスして寝ているイグアナは
両腕を体の脇に伸ばして
手のひらを上に向けて寝ているようです。
他のイグさんたちはどうなのでしょうか?

久しくルーはそういう寝方をしなかったのですが
先日スヤスヤと寝ている姿は
手のひらをしっかり上に向けていました。

まだウンチもオシッコも固かったりするので
本来の「柔らかい」ウンチが出るように
もっと水分補給を心かげなくてはと、思っています。


YILの山内さんのアドバイスで、柑橘類を食べさています。
水分が多くて、いいのだそうです。
甘くておいしいのか、よく食べてくれます。

沢山の方々に
「イグアナの具合はどうですか?」と心配していただきました。
暖かい午後には、三十分程物干し場兼テラスで日光浴させています。
ガラス戸にへばりついている「緑の物体」が見えたら
それはルーです。

外気温が低いので、ガラス越しですが
随分と気晴らしになるようです。
締め切っていると思いのほか暑く、洗濯物の水分が蒸発して
イグには絶好のコンディションになっています。




  
カテゴリー : カメ&イグアナ |
18 Jan 2010   11:27:04 am
ルー生還
全身麻酔から、無事覚醒して
ルーが家に帰ってきました。
まだまだ予断を許さない状態ではありますが
とりあえず直径7センチの結石は取り除かれ、
危機的状況は脱しつつあると思います。

何故このような巨大な石の塊がお腹に出来たのか
それは先生にもわからないのだそうですが
色々なマイナス要素が重なっての再発には間違いありません。

これからは徹底的に水分補給に努め
部屋が乾燥しないように気をつけなければなりません。

人間が不快に思う湿度と温度
湿度80%、気温30度 そういう環境が
イグアナにとっては快適なのです。

とりあえず、止血剤・抗生物質・鎮痛剤・ビタミン剤を打ちながら
ブドウ糖の点滴を続ける。

写真では針がルーの背中に垂直に刺さっているようだが
そうではありませんよ。
念のため。


点滴中、逃亡を図るので
ずっと見張っていなければなりません。
油断すると手を伸ばして針をはずそうとします。
う〜ん、なんて頭がいいんだ。
(と感心してしまいます)

傷口の痛みは相当なものだと思います。
怒りパワー全開のルーです。



カテゴリー : カメ&イグアナ |
13 Jan 2010   08:02:08 am
ルーの腎臓結石(2)
ルーの手術が今週の金曜夜に決まりました。
毎日抗生剤とビタミン剤の皮下注射をした上に100cc程度点滴しています。
イグアナの皮膚はとても固いので、ウロコとウロコの隙間に針を刺さないと
上手くいきません。

ルーはもう長い間注射をされ続けているので
アルコール綿で消毒すると、針を刺されるのがわかり暴れます。
本当にかわいそうなのですが、仕方ありません。

点滴担当のカミサンも手馴れたもので
顔にタオルをかけて、落ち着かせてからやります。

EPCでも、イグアナの最高齢の手術だそうです。
ルーは、きっと日本で一番注射されているイグアナでしょう。
開腹手術も4度目です。


手術のたびに、痛い思いをさせて
果たして本当にこれでよかったのだろうかと
いつも思い悩みます。
今回も、手術という選択をしたものの
複雑な思いで一杯です。



手術をしなければ,近いうちにルーは確実に死ぬでしょう。
でも、万が一手術中に心臓が止まってしまったら・・・・
そう考えるといたたまれなくなります。
願わくば、無事に終わってくれますように。
今はツルノ先生に全てをお任せするだけです。

救いは相変わらず衰えない食欲です。
パクパクと好物の小松菜を食べ続けています。
カテゴリー : カメ&イグアナ |
10 Jan 2010   08:52:55 am
ルーの腎臓結石
年末からルーの調子が悪く、痛がっているようでした。
食欲はあるので、様子を見ていたのですが、排便、排尿困難を起こしているので
いつもお世話になっている相模原のEPC(エキゾチックペットクリニック)に
連れて行きました。

レントゲンの結果、腎臓に巨大な結石があることが判明しました。

実はルーの結石は今回が初めてではなく、一昨年の5月に除去手術をしています。
そのときの写真がこれです。
大きさがよくわかるように、隣に車のキーを置きました。

ルーの体の大きさから見て、いかに巨大かわかると思います。

イグアナの結石はカルシウムではなく、尿酸というものなので、
レントゲンに写りにくいのだそうです。
小さいうちに発見できれば、と思うのですが
わからないことが多いとのことです。

見た目は石灰を固めたような感じです。
写真は丸めてありますが、お腹の中では楕円状だったそうです。

今回は以前より大きく(!)ほとんど球状のものがお腹を圧迫しています。
便の通る道を塞がれているので、出づらくなっていたわけです。

もちろん痛みもあり、大変な状態、
治療法はただ一つ、手術で取り除くことです。

問題はルーの年齢です。
今年14歳、ということを考えると、全身麻酔には大変なリスクがあります。

結石の手術自体は、割合に簡単なものだそうですが
麻酔の影響で手術中に死亡することが起こるかもしれません。

前回の手術でもリスクは大きかったのですが
ルーはなんとか持ちこたえてくれました。

今回も、是非頑張ってもらいたいと
それを願うばかりです。

予定では来週末、それまで少しでもコンディションを落とさないように・・・
痛みをこらえるルーを見るのは本当に辛いです。

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